![]() ![]() JETT RINK ORIGINAL JEANS JETEXAS DENIM J01XX-2017 |
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2007年にスタートしたジェット・リンクも今年で10周年を迎えることとなりました。 アパレル業界経験の皆無な私がここまでやってこられたのも、いつも温かく応援してくれる皆様のお陰です。この場を借りてお礼申し上げます。 照れ屋なもので、敢えて10周年と銘打つ商品展開は考えておりませんが、これからもどうか末永くご愛顧くださいますよう心からお願い申し上げます。 さて、二年ぶりとなります新作のジーンズ、今回で12作目となります。これまで比較的定番的なビンテージレプリカの域を出ないジーンズを愚直に作って参りましたが、今回はちょっとアレンジをしてみました。 キッカケは素材探しの旅で出会った「松阪木綿」という正藍染の着物の生地でした。 見た目の美しさと独特の肌触りに悩殺されました。 和製デニムといってもいいような、インディゴ染のコットン生地で、デニムのように経年による色落ちが楽しめるので今回の新作のジーンズと組み合わせてみました。 ポケットスレーキと左腿部分の後付けタイプのポケットです。 ジーンズとの相性と耐久性は2年間ほど自分のジーンズの膝に貼り付けて着用し、検証済です。 また、デニムもオリジナルの新作で、2010年に作った15.75のヘビーオンスで極限まで打ち込みをいれたデニムに比べて今回は14.75と薄手で、しかも打ち込みは普通程度にしたので縮みが強めです。色も今回はちょっと青味が強くなっています。 ちなみに、昨年のデニムトートバッグで使用しているデニムになります。 縮みが強い分、戻りも多いですから、シュリンクトゥフィットの醍醐味をしっかりと味わえることでしょう。 新しいうちはデニムと松阪木綿の色が似ているため、さほど目立たないのですが、穿き込みと洗いを繰り返すうちに独特のメリハリが出てきてそれも楽しいと思います。 また、どうしてもジーンズに後付けポケットがあるのは肯定できないという皆さんのために、ポケット無しのタイプも用意しました。外からは見えないポケットスレーキにて松阪木綿の質感と色落ちを楽しんで頂ければと思います。 シルエットとディテールは初代J01XXをそのまま踏襲しましたが、生地が変わるとシルエットも変わってくるもので、初代同様ちょっとゆったり目のワークっぽくありながら、初代よりもテーパーの無いシルエットで、ブーツとの相性も抜群です。 タイトなジーンズを好む方にはちょっとルーズに感じるかもしれませんが、ストレスのない着用感を好む方には大変お奨めです。フライトジャケット等のアウターとも相性がいいと思います。 歌舞伎役者も伝統的に愛用してきた松阪木綿をジーンズで味わう・・・そんな試みを粋に感じてくれる傾奇者の皆さん、どうか宜しくお願いします! 2017-3-20 |
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商品番号 JR239 JETEXAS DENIM J01XX-2017 MP ![]() 定価22,000円(税別) ◆素材/14.75oz オリジナルデニム ◆ボタン オール鉄製オリジナル ◆リヴェット オリジナル刻印 ◆コンシールリヴェット オリジナルクラウン刻印 ◆松阪木綿ポケット、並びにポケットスレーキ ◆サイズ展開と在庫 29/3, 30/1, 31/0, 32/1, 33/2, 34/4 今回ロット/50本、残11本 2025.2.4現在 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ちょっとした小物を入れるのに便利な松阪木綿のポケット 商品番号 JR240 JETEXAS DENIM J01XX-2017 ![]() 定価21,000円(税別) ◆素材/14.75oz オリジナルデニム ◆ボタン オール鉄製オリジナル ◆リヴェット オリジナル刻印 ◆コンシールリヴェット オリジナルクラウン刻印 ◆松阪木綿ポケットスレーキ ◆サイズ展開と在庫 29/2, 30/2, 31/3, 32/3, 33/0, 34/3, 今回ロット/40本、残13本 2025.2.4現在 ![]() ![]() ![]() ![]() 以下、共通仕様説明 ![]() ![]() ![]() オリジナル刻印鉄製ボタン、オリジナル刻印リヴェット、オリジナルクラウン刻印コンシールリヴェット脚 ![]() 左、こだわりジーンズの証、細ロックで仕上げたインシーム。右は復刻レベルの低い一般的なロックです。 当社比・・・笑 ジーンズに対する本気度を容易に判別できるディテールです。これを再現するのがかなり大変で、毎回苦心しています。 多くの皆さんはさして気にしないディテールなのですが、好きでジーンズを作っている者として譲れないところです。 |
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![]() ![]() 三井家など、江戸時代に多くの豪商を生んだことで知られる三重県松阪市。 松阪市を散策すれば、今でも当時の豪商たちの屋敷や蔵の名残を容易に見つけられます。 そんな「松阪商人」に富をもたらしたのが、特産品の松阪木綿だったのです。 松阪木綿は倹約令によって派手な着物が御法度だった時代、粋を誇りとした江戸っ子たちの間で絶大な支持を得ました。 正藍染めの糸をベースに、豊富な縞のバリエーションを誇る松阪木綿は、遠目には地味に見えるものの、実際によく見ると凝った独特の風合いです。 「粋」とは、飾りたてず派手に目立たぬことをいいます。そんな松阪木綿は、当時の江戸っ子の粋の感覚にピッタリだったわけです。 当時の江戸の人口100万人に対し、なんと年間に50数万反もの売上げがあったといいます。 歌舞伎役者が縞の着物を着ることを未だに「マツサカを着る」と言うそうですが、それほど縞といえば松阪木綿が伝統的且つ代表的だったわけです。 「松阪木綿」は三重県指定伝統工芸品に指定され、また「松阪木綿の紡織習俗」は、国の無形民俗文化財に選定されています。 |
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